我慢する節電ではなく、生活を変えない省エネへ。
今日からできる工夫と、家計を守る考え方をまとめました。
近年、電気料金は毎年のように値上がりしています。これは一時的なものではなく、日本のエネルギー事情による構造的な変化です。
これからは「電気をどう安く買うか」だけでなく、「電気をどう減らすか」、そして「どんな電気を選ぶか」が家庭の負担を左右する時代になっています。
「こまめに電気を消す」「コンセントを抜く」などの節電は大切ですが、電気代全体に対しては効果が小さいこともあります。
電気代を大きく左右するのは、特定の家電(大きく電気を使う機器)です。まずは“効くところ”を押さえることが近道です。
| よくある節電 | 実際の効果 |
|---|---|
| こまめに照明を消す | 小さい(ただし習慣としては有効) |
| テレビの主電源を切る | 小さい |
| スマホ充電器を抜く | ほぼゼロに近い |
家庭の電気使用量は、エアコン・冷蔵庫・給湯・調理など、限られた機器が大きな割合を占めます。
| 家電 | 割合(目安) |
|---|---|
| エアコン | 約30% |
| 冷蔵庫 | 約15% |
| 給湯(電気温水器・エコキュート等) | 約20% |
| IH・調理 | 約10% |
つまり、ここを押さえない限り、電気代はなかなか下がりません。逆に言えば、この4つを改善できれば効果が出やすいということです。
給湯は、毎日使うのに見えにくい「隠れコスト」になりがちです。例えばシャワーの時間や温度を少し見直すだけでも効果が出る場合があります。
節電は確実に効果があります。一方で、エアコン・給湯などを我慢しすぎると、生活の快適さや健康にも影響します。
だからこそ、これからは「使う量を減らす」だけでなく、電気の買い方・確保の仕方も含めて考えることが大切です。
節電によって使用量を減らすことは、電気代の対策としてとても有効です。ただし、同じ使用量でもどの電気を選ぶかによって、家計や環境への影響は変わります。
電力の自由化により、電気は「どこから買うか」を選べる時代になりました。電源構成や料金体系に応じて、ご家庭に合った電気を選ぶことで、無理な我慢をせずに負担を抑えることができます。
省エネとあわせて電気の契約内容を見直すことも、これからの電気代対策のひとつです。
本ページの内容は一般的な目安です。ご家庭の設備・契約プラン・使用状況により効果は異なります。